書道教室の先生になるにはの全てをご紹介します。

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書道師範は、民間の資格です。

所属をしようとしている書道団体により、師範・教師の資格は異なります。良心的な書道団体では、加盟金なども少なく、主に「技術」で資格を取ります。

商業的な団体では、加盟金のほか、看板代、月額の諸費用などを支払い、場所だけ提供するというケースも少なくはありません。

後者の場合、技術よりも、「経営力」が問われます。

こうした書道団体の違いを見極めるには、それぞれ問い合わせするのが早いのですが、 前者のような良心的な書道団体は、技術と人間力も見られますので、あまりガツガツと問い合わせするのもよろしくはありません。

このホームページでは、そうした悩みを全て解決するために、多くの情報を掲載してまいります。

書道団体の選び方

3種類の書道団体

教育系書道団体と芸術系書道団体と2種類の書道団体が従来の方式でしたが、これに営利目的書道団体が加わり現在では3種類の書道団体に分類されます。

教育系書道団体は、芸術系書道団体を兼ねる場合も多く、段位を与える商談試験のほか、ある一定の基準を満たすと師範の資格を与えられるプロセスがあり、主には、支部などとして独立開業する方式です。

芸術系書道団体は、美術展などに出展することを目的に活動している団体です。ここで独立するためには、美術展で賞を受賞し、その賞を獲ったという実績で書道教室を始める方式です。若干、書道を教えるための資料や教書を自ら用意する必要もあり、主には、書道家○○といった具合で独立します。また、芸術系書道団体の会員になるのも独立の道ですが、加盟料、のれん代などの費用がかかるため、賞を受賞して肩書きとして使うのが、コストが安い独立方法になります。

主な展覧会は日展(第五科)、読売書法展、毎日書道展、産経国際書展、日本書芸院展、創玄展、日本書道院展、謙慎書道会展、新興書道展、書海社展、東方書展 などがあります。

教育系書道団体の美術展では、日本書鏡院が主催する日本書鏡院展などがあり、こちらは上記のように会員資格ではなく、段位、師範の資格までのプロセスが用意されています。

営利目的書道団体では、公文書写などがあります。

誤解のない言い方は難しいのですが、お金さえ払えば、独立できるというものです。

書道団体ごとに違う月謝-コスト=利益

加盟する書道団体によりますが、

月謝×人数-半紙代やのれん代、教書代=あなたの利益

となります。

この月謝は、地域ごとに違います。都内ですと、高いですし、地方のほうが安いです。この相場は、あなたが独立しようとしている地域の値段を調べてみてください。

人数は、教育系書道団体、営利目的書道団体が集めやすくなっています。

芸術系は、あくまであなた自身の力量が問われますので、よほど力のある方でないと人数が集まりません。

教育系は、その書道団体の名前で集客ができますし、営利目的書道団体は、マーケティング力が違います。

いずれのパターンでも、ホームページが必要となるため、ホームページを自分で作るか、無料のホームページ作成代行会社へ依頼をするのがベストでしょう。無料で自分で構築するツールは、この Ameba Owned などがあります。

コストは、半紙代、墨汁代などですが、こちらは、雑費などで月額500円程度上乗せして請求されることが多いようです。

それ以外のコストは、教書代(お手本の本代)になります。

美術展に出展する場合には、出展する費用がかかりますが、生徒の方の自己負担で行える美術展があるかないかが問題です。

たとえば、加盟する書道団体によっては、生徒さんの費用だけでは到底出展できないような高額な美術展もあり、開業向けではありません。

ねらい目は、教育系書道団体の公募展で、日本書鏡院展などがあります。

その他のコストとして、所属する書道団体の先生への謝礼などがありますが、贈収賄に近い行為のため、あまり謝礼を要求するような書道団体は避けましょう。問い合わせれば、絶対にないとしか回答がきませんので、これは問い合わせしても無駄です。入ってみないとわからないのが実情ですが、減ってきていることは確かです。

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